大学生は出会いの宝庫。学校にサークルにバイトに友達の紹介に…異性と豊富に交流が持てますよね。
20代なら、街コンや恋活パーティーはもちろん、恋活アプリや出会い系居酒屋、自治体のお見合いイベント、結婚相談所など…至れり尽くせりの”出会える”サービスが世にあふれています。
よく「出会いがない」「いい人がいない」という愚痴を聞きますが、きっかけがつかめていないだけなのです。すこしの勇気と時間があれば、さまざまなつながりが作りやすいのが令和の日本なんです。
しかし「出会いがありすぎる」からこそ良縁を逃す人も多いんです。
「ここでやめていいの?」「もっと良い人が…」という欲
リアルであまり出会いが見つけられず、恋活に参加してみた大学生・20代の男女。
ある程度、若い男女は恋活や婚活で申し込みが殺到します。恋人探しや交際まで比較的スムーズに進むと思います。そうなると自分に来た申し込みがもったいなくなり「ここでやめていいのかな」「もっと良い人がいるんじゃないか」という欲が出てくるんです。
「告白されて付き合いをOKしたのに、相手が”マッチングアプリをまだやめたくない”と言ってきた」
「もう交際してるのにまだダラダラと街コンに参加してるみたい…」
付き合ってる相手が恋活サービスをやめてくれない、というのはよくあるお悩みなんです。
恋活で体験する”疑似モテ”体験
恋活で人気者になって「もしかして自分は魅力的なの!?」と錯覚してしまう疑似モテ。承認欲求が満たされるのでクセになってしまうんですね。
いつも異性と縁がないからこそ、恋活を通じて少しでもご縁ができた相手に執着してしまい、「キープ」したいと考えます。
多くの魅力的な異性を振り捨てて一人に決めるとき、揺れる気持ちはあるでしょうが、せっかく交際までたどり着いたのに「本命と付き合いつつほかの異性もキープできないか…」なんて考えてはいけません。
そうやって欲を出してどっちつかずの行動をしているうちに本命にも「キープ」にも愛想をつかされてしまうんです。
恋愛を成功させるために
出会いが多いことの弊害は「危機感が無くなる」ということです。
フラれてしまっても「また婚活サービスで次を探せばいいや」なんて軽く考えてしまうのです。不誠実な行動をとっているうちに、「また見つければいい」という甘い考えが脳裏に沁みついてしまいます。
これが一番危険な行動パターン。恋愛のダメループにハマっている状態です。
”若いうちはたくさんの恋愛経験をしておけ”とも言われます。大学生まではフラフラしていても、なんとかリカバリーができるかもしれません。しかし年齢というのは残酷なもので、25歳を過ぎてからの時間は飛ぶように過ぎていくもの。うかうかしているとあっという間に30の坂を越えてしまいます。
しかし、若いころにフラフラしてきた男女は危機感が無いために「なんとかなる」と思い込んだまま、フワフワと年齢を重ねていくのです。
男性も女性も32歳をこえると急速にカップリングやマッチングが難しくなります。そして、40を過ぎると結婚できる男女は1割にも満たなくなるのです…。
そこまでいって「ヤバい」と焦ったところで、多くの場合は手遅れになっているでしょう。
恋愛には誠実に!
無限に思える若さや出会いだって限りがあります。大勢の異性と付き合うのは偉いことでもなんでも無いんです。一人の人としっかりと向き合うことのほうが難しくて、大切だということを忘れてはいけません。
「期限を区切る」「告白を決めたらきっぱりと恋活サービスをやめる」など
勘違いしたり、思い上がったり、心を揺らさないことが大切です。